【試乗記】新型シャラン〜Part2
ミュンヘン空港から2時間ほど走ったところで、試乗コースの中継点となるババリア・フィルムスタジオに立ち寄る。時間は昼を少し回ったところで、ランチの用意がある。
たとえば、多くの日本人が不得意とする縦列駐車は、シャランの全長プラス80cmのスペースがあれば、駐車が可能である。 さっそく僕も試してみた。
駐車したいと思う場所の近くで、パークアシストのスイッチをオン。駐車中のクルマの脇をゆっくりと動いていくと、メーター内のディスプレイに駐車可能かどうかが表示される。駐車可能なスペースを見つけたら(左から2番目の写真)、あとはシフトとブレーキ、アクセルペダルを操作するだけでいい(DSGの場合)。ステアリング操作はパークアシストが自動的に行ってくれるのだ。
面白いのは、縦列駐車を一発で決めないこと!? 指示どおりギアをバックに入れ(左から3番目の写真)、後ろのクルマにギリギリまで近づきブレーキ。ギアをDレンジに入れ替えて据切りをしたあとに、ブレーキをリリースしてちょこっと前進。また停まってギアをRに入れて据切り......。ちょこちょこ動かすことで、僕にはとてもできそうもない狭いスペースでも、縦列駐車が可能になるのだ。
駐車後、クルマに戻ったら、前後にぴったりとクルマを停められてしまった......という経験は誰にでもあるだろう。ところが、シャランのパークアシストなら前後のスペースが合わせて50cmあれば脱出できる。パークアシストのスイッチを入れ、脱出したい方向にウインカーを出せば、縦列駐車のときと同様に、小刻みにクルマの向きを変えながら、安全にクルマを動かしてくれるのだ。
ただ、残念なことに、現時点ではこのシステムが日本の法規制に合わないということで、シャランの日本導入時に装着するのは難しいとのこと。でも、ボルボがそれまで難しかった自動ブレーキの搭載を可能にしたように、フォルクスワーゲンも踏ん張ってほしい。
(Part3へ続く)
2010年7月20日 08:00
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